こんにちは、こんばんはNパポです。
2020年3月ごろからコロナの影響で、外出自粛、在宅ワークなどが始まり、日本の経済にも大きな打撃を受けました。
その中でも、今の会社に不満を持ち転職をしたいと思っている方もいるのではないでしょうか?
- コロナの中出勤させる会社はブラックだ、転職したい
- このコロナの状況で、転職しても大丈夫だろうか不安だなあ
- なんとかなるから大丈夫だろう、今がチャンス
今回の記事は、このように、コロナの影響の中、退職してから転職しようか迷っている方に参考になればと思います。
結論から言うと、今のコロナの状況で会社を退職するのはハイリスクです。
実際に私もコロナの影響を受けている、そのうちの一人です。
2020年2月に5年間勤めた会社を退職することになりました。
しかし、3ヶ月経っても内定をもらえていないのが現状です。
コロナでどのようなことが起きているのか説明します。
求人数の減少
<参考記事 厚生労働省>
仕事を求めている人1人に対して企業から何人の求人があるかを示す有効求人倍率は、
急激に低下しています。
2020年3月は1.39倍となっており、コロナの影響により、3か月連続で前の月を下回りました。
有効求人倍率が1.4倍を下回ったのは、平成28年9月以来3年半ぶりとのことです。
このように、景気が後退すると、採用市場はとたんに冷え込みます。
- 企業説明会の中止
- 採用の中止
- 選考の中断
- 内定の取り消し
選考途中でも採用を凍結する企業が増え、今すぐどうしても人材確保しなくてはならない企業以外は採用を中止するといった状況になります。
こんな中で、転職活動を行ったとしても自分のやりたい仕事に就くことや、前職よりも給料や待遇の良いところを求めても厳しい状況にたたされます。
失業者の増加
2020年3月の時点では完全失業者数は176万人となっています。
前年同月に比べ2万人の増加しており、2か月連続の増加とのことです。
- リストラ、派遣切り
- 会社の倒産
【リストラ事例】
実際に、外食大手ロイヤルホールディングスでは、レストラン「ロイヤルホスト」などの店舗が閉店に追い込まれ、リストラに踏み切ることが報告されています。
【倒産事例】
静岡県では4月に新型コロナウイルス関連で倒産に至った倒産した企業は6件だったと報告がされています。
このような事例のように、今後もコロナの影響でリストラ、派遣切り、倒産は増え続けることが予想されるため、失業者の数も増加していくと思われます。
そうなると、ハローワークや転職サイトには人が集まるとともに、求人の応募倍率は高くなり、企業に採用される確率は極端に低くなります。
まとめ
コロナの影響は想像しているよりも凄まじいものがあります。
実際に、私も企業説明会が中止になったり、セミナーが中止になったりと影響を受けました。
また、1人の採用枠に100人ほど応募があった求人もありました。
今、会社を辞めてから転職をするのは危険です。
仕事に不満があり、辞めたい気持ちは分かります。
しかし、仕事があって働ける環境にあるのはとても幸せなことでもあります。
いま一度踏みとどまって、考えてみてはいかがでしょうか?