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【うつ病体験談】生きることは難しい、それでも生きてほしい理由

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こんにちは、こんばんはNパポです。

 

2015年4月3日、救急車で運ばれました。

うつ病になって会社に行けなくなったのです。

 

令和2年現在、とりあえずは生きれています。

しかし、生きづらい世の中であると日々実感しています。

 

世の中は負のニュースばかり、とんでもないニュースも出てきて驚きと悲しみに暮れることが多々あります。

 

私自身もうつ病で会社に行けなくなった過去があります。

とても複雑な感情ですが、少しでも誰かの生きる糧になればと思い、当時のことを思い出しながら書いていきます。

 

会社に行けなくなった経緯

私は、25歳の時に新しい会社に入社しました。

ところが、入社してから、わずか2ヶ月半くらいで会社に行けなくなりました。

 

その原因は、、、

直属の先輩からのパワハラといじめです。

 

「何もしていないのに、毎日怒鳴られる」

「社用車を運転している時に、隣に座って動画を撮られる」

「女性の前で下ネタを言わされる」

 

このようなことが毎日起こっていました。

入社したばかりだったので、この時は耐えるしかないと思い、無理して続けていました。

 

次第に、笑顔もなくなり、口数も減りました。

食べ物も喉を通らなくなり、当時、体重は50キロないところまで落ちました。

 

家に帰っても寝ることはできません。

毎晩毎晩、涙が溢れ出てきます。

頭の中は、先輩が怖い、会社に行きたくない、と思う毎日でした。

 

しかし、この状態が続いていくうちに、、、

死にたい」と思うように変化していきました。

 

そして、積りに積もってついには、、、

救急車で運ばれる事態になったのです。

 

会社に行けなくなってからの日々

会社に行けなくなってからは、実家に戻り療養をしていました。

 

両親も心配していて、泣いている姿を見たときは、心がとてもとても苦しくなりました。

生きていて良かった」という言葉は今でも忘れられません。

 

実家に戻ってからは、家の近くの精神科・心療内科に通いました。

自分が「うつ病である」と認識した時はショックが大きかったです。

 

2ヶ月くらいは、ずっと誰にも会わずに家に引きこもっている日々でした。

外出は病院のみ、あとは家で過ごしていました。

 

特に何もしていませんでした。

というより、何もする気になりませんでした。

 

3ヶ月くらい経った頃ですが、相変わらず、人と会うことはありませんでした。

ところが、ランニングをするようになりました。

近くの公園に行って、一人で黙々と走る。

 

外でランニングするようになったからなのか、少しづつ精神的に回復に繋がっていきました。

コンビニやスーパーに買い物に行けるようになりました。

食事も徐々に取れるようになり、少しづつ会話をすることができるようになりました。

 

4ヶ月くらい経った頃、会社に電話する決心をしました。

会社は行かなくなってからは休職扱いになっていました。

 

まだまだ完全に回復している状態ではありませんでしたので、震える手で会社の人事に電話したのを覚えています。

今の部署では働くことはできません。」と伝えてから、色々と話しました。

 

その後は、部署を変えてもらい全く違った場所で仕事をすることになりました。

仕事に復帰してからも精神的にキツいこともありました。

 

環境や人が変わったため、怒られることはあってもパワハラやいじめみたいなことはなくなりました。

そのため、なんとかやっていくことができました。

 

「逃げればいい」と言われても勇気がない

「精神崩壊する前に誰かに相談しよう」「嫌なことがあれば逃げればいい」と言われることがあります。

 

果たして、行動に移せる人はどのくらいいるのでしょうか?

実際は難しいのが現実だと思います。

 

なぜなら、人間追い込まれると、正常に判断することができなくなるからです。

 

「入社したばかりで辞めたら次の仕事は見つからない」

「親に迷惑をかけたくない」

「自分が甘えているだけに過ぎないのかもしれない」

 

「そんなこと思っている場合ではないだろう」と思うかもしれません。

実際に私自身もこんな風に思っていたのは事実で、誰にも相談できずに逃げることができませんでした。

 

「誰かに相談すること」「逃げること」って、想像以上に勇気がいることなんですよね。

 

日本は本当に生きづらい

日本は本当に生きづらいと感じることが多々あります。

厚生労働省のデータからも分かるように、平成29年10歳〜39歳までの死因第1位が「自殺」になっています。

 

なんでこんなに生きづらいのかというと、「こうあるべきだ」と洗脳されているからです。

 

「大学を卒業したら就職しないといけない」

「新卒で入った会社は3年は続ける必要がある」

「転職する人は忍耐力がない」

「正社員で働かなければならない」

 

少しでもレールから外れると偏見な目で見られます。

日本人はいつの間にか世間体を意識して生きているんですよね。

 

今を生きるということ

私自身、うつ病になって「死にたい」と思っていましたが、今は生きていてとても良かったと思っています。

 

仕事をする前は、家族とご飯を食べたり、友達と遊んだりして、とても楽しい日々を過ごしていた自分ですが、仕事をするという環境が変わっただけで、まさかこんなに精神的に苦しめられるとは思いもしませんでした。

 

人生何が起こるか分からないので、また仕事で病んで死にたいと思うことがあるかもしれません。

その時は、退職代行サービスを使おうが、会社をブチしようが、真っ先に逃げようと思います。

 

しかし、いざその状況になったら行動に移せるかは自信がありません。

また「就職できないかも」「生きていけないかも」と不安になると思います。

 

ですが、間違いないことは「何より命が大切」ということです。

絶対に死んで悲しむ人がいるということです。

 

ブラック会社に勤めてる方、いじめにあってる方、うつ病で苦しんでいる方、、、

死にたいと思ったら、逃げてください。

とても勇気がいるのは分かります。

しかし、逃げなければなりません。

逃げるしかありません。

 

「仕事>命」なんてことは絶対にあり得ません。

 

悪いのは、その会社であり、いじめた人なのです。

そんな奴らのせいで、人生終えてはいけません。

絶対に死んではいけません。

 

生きて生きていきてください。

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